2歳から3歳までの療育(こども発達センターへの通所)

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親子グループの活動

保健所の1歳半健診で発達相談したことをきっかけにマルコの療育は始まりました。こども発達センターでは、親子グループに所属し、2歳5ヵ月から幼稚園に入園するまでの3歳5ヵ月まで、週に2回通所することになりました。

親子グループの年間目標は、『親子が一緒にたくさんあそぶ』『いろいろな素材で遊ぶ』『からだを使ってあそぶ』『大人が見守る中自分でできそうなところはやってみる』の3つです。小さな兄弟がいる世帯は、一時保育で預かってもらえるので、思う存分子どもと一緒に遊ぶことができます。館内には、たくさんのおもちゃ、乗り物、絵本があり、プレイルームでは大きなバブルボールプールやトランポリン等で身体を使って遊ぶことができました。

階段やすべり台が苦手

マルコは、トランポリンの揺れは好きでしたが、立ってジャンプすることはできませんでした。私が抱っこしてジャンプしたり、寝っ転がって揺れを楽しんだりしました。階段では、ゆっくりと手すりにつかまって昇り降りしていました。すべり台は、座ったまま滑ることはできず、身体を寝かせて滑りした。少しの段差でも怖いようで、わずか10cmの高さでも、いったん座って後ろ向きになり、膝を使って下りていました。

お散歩も楽しみの一つでしたが、この頃のマルコはよく転びました。ズボンの膝はいつも穴が開いていました。こども発達センターの近くは、緑があふれていて、川沿いの遊歩道には、四季折々の花が咲いていました。小鳥のさえずりを聞きながら高級住宅街を抜けると、小さな公園に出ます。遊具で遊び、水筒のお茶を飲むと遠足気分を味わえました。遊びや散歩の中で、自然に身体の使い方を覚えていけると良いなぁと願っていました。

水泳療育で子どもの可能性を広げる

マルコは水が大好きです。動きによって変化する水という素材に触れるだけでもワクワクするようです。こども発達センターの水療育は、親子でプールに参加しスキンシップします。目が合わない、よく動き回る子どもも、水の中では親にしっかり抱きつきます。普段、うまく子どもと接することができずに困っている親も、水の中では愛おしく子どもを抱きしめます。陸上での重力から解放され、心身ともにリラックスして親子で楽しむことができました。運動面でも効果は大きいそうです。まひがあったり、筋力が弱い子どもでも、浮力があれば、上手に身体を動かし、姿勢を維持する力を学ぶことができます。また、抗重力姿勢をとりながら、移動運動や回転、水平、垂直方向の前庭刺激を与えることができるので、空間認知能力が低い子どもにも効果が期待できるのだそうです。

給食の麺がすすれない

こども発達センターでは、月額300円で給食が提供されます。家庭以外の場所で、親が作ったものではない食事を食べる機会です。栄養士が献立を作成し、摂食の専門技術者と相談して、子どもの口腔機能にあわせた食形態を用意してくれます。栄養士が食事場面を観察し、必要に応じて家庭での食事調査や栄養相談も行っていました。マルコはなんでもモリモリ食べましたが、周りが気になって食事に集中できないことがありました。また、よだれが多く、3歳になっても、常によだれかけを付けていなければならない程でしたが、それと関係があるのか、麺をすすることが苦手でした。食事以外でも、口を使った遊び(笛を吹く、シャボン玉等)を意識して取り入れるようアドバイスをもらいました。

視覚からの刺激に弱く、落ち着きがない

マルコは視覚からの刺激が入りやすく、興味が移りやすい子どもでした。目に入るものはなんでも触ったり、なめたりしたくてたまりません。買い物に行っても、ベビーカーに座らせるか、抱っこしていないと、気がつくといなくなって商品に触りまくるのでした。こども発達センターでは、大人が一緒に遊びながら好きな遊びにじっくりと取り組めるようにしてくれました。また、落ち着いて遊べるように、座る位置や席などを配慮してくれました。そのおかげで、好きな遊びは集中時間が伸びて、楽しむようになりました。