0歳の頃のマルコに、発達の遅れは感じられませんでした。

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生後1か月健診、体重も順調に増えました

我が家に、3人目にして初めての女の赤ちゃんがやってきました。夫や息子たちはもちろんのこと、両家の祖父母も、とても喜んで可愛がってくれました。小さいながらも目鼻立ちがしっかりしていて、きれいな顔立ちのマルコに、みんなが夢中でした。泣き声は子猫のように優しく可愛らしく、息子たちのようにアヒルの声ではありませんでした。我が子ながら可愛いなぁと、小さなお人形のようなマルコが手足を動かしたり、顔をしかめたり笑ったりする様子は、いつまで見ていても飽きませんでした。1か月健康診査では体重も順調に増えていて、母乳ながら栄養状態も良いとのこと。ホッとしました。

生後3か月の時、熱性けいれんで救急車を呼ぶ

生後3か月の時のことでした。夜になって具合が悪くなり、「上の子がいると、風邪を引くのが早いね。」と話していたら、38.4度まで熱が上がりました。ふと見ると、目が1点を見つめ、身体を硬直させています。子どもがけいれんを起こすのは、私にとって初めてのことで、驚いて急いで救急車を呼びました。小児脳神経科のある病院に運ばれましたが、結果は異状なし。熱性けいれんとのことでした。熱性けいれんとは、6カ月~5歳ころの子どもが急な発熱に伴って意識障害、けいれんを引き起こす病気です。通常38℃以上の発熱時で急激に体温が変化するときに起こります。半数近くが繰り返すそうですが、成長に伴い6歳前後でほとんど起こさなくなるそうです。日本では小児のおよそ8%、西欧では3%くらいにみられ、一部3~5%がてんかんに移行するといわれているそうです。帰宅する頃には、いつもの状態に戻っていましたが、また同じような事が起きるのではないかと、その後も熱を出す度に心配しました。幸い、けいれんを起こしたのは今までその1回だけでした。

保健所の健診でも問題は指摘されなかった

生後3か月の頃から、あやすとよく笑うようになりました。見えない方向から声をかけると、顔を向けます。目も耳も問題なく、よく見えて聞こえているようです。生後4か月で首がすわり、抱きやすくなりました。6か月の頃には、上手に寝返りをするようになり、家族の団らんに参加するかのように、アーウーと声を出すようになりました。離乳食も順調で、食べる事は得意のようです。8か月ではいはい、9か月でつかまり立ちをするようになりました。同じ月例の子と比べると、全体に運動面の発達は遅いようですが、いつもご機嫌で、よく眠り、よく食べて育てやすいでした。

保健所や病院の健診でも、問題を指摘されることはなく、この頃までは小さく生まれたので少し発達が遅いけれど、順調に育っていると安心していました。