キンコンカンサイ 2020.12.02

今朝はマルコを車で駅まで送って行きました。

車の中で、長男の結婚式の話になりました。

「リイチ、親族だけでハワイで挙式するかもしれないんだって。」と言うと、「えー。そうなのー?できたら国内が良いのになぁ」と浮かない顔をしています。

理由を聞くと、「国内の結婚式だったらいろんな人を招待できるでしょ。リイチがどんな人とお仕事していて、どんなお友達がいるのか見てみたいの。友人代表とか会社の偉い人のスピーチで、リイチやカリナちゃん(奥さん)がどういう風に思われているのかも聞いてみたいんだ。」とのこと。

なるほど。たしかに結婚式は、新郎新婦の人間関係や周囲の環境を知るチャンスです。

しかし、マルコがそんなことを考えていたとは驚きました。

「へー。すごいね、マルちゃん。そんなこと考えてるんだね。」と言うと、「今ちょうど、学校でキンコンカンサイを勉強しているところだから。」

と少し得意気です。

「ん?キンコンカンサイ…?金婚式?」

「ううん。キンコンカンサイ。」というので、「キンコンカンサイ、キンコンカンサイ…」と考えてみましたが、よくわかりません。

駅に着き、まるこが車を降りる時に突然ひらめきました。

「あ!冠婚葬祭だ!」

視覚処理が苦手で、聴覚優位のまるこは、冠婚葬祭の漢字が思い浮かばず、聞き違えたままに覚えていたのでした。

帰り道、笑いが止まらず大変でした。